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主にネオロマ、乙女ゲームの二次、夢小説を連載しております。
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ヒノエルート10です。


*今回はヒノエの出演はありません。
 前話から湛増→ヒノエの呼び方を変えました!!




貸しの代償 6



トイレの中で大声を上げるあそび。

待って待って。
藤原君ってあの、藤原財閥の一人息子だったの!?
私は経済の事とか企業の事とかよくわからないけど、名前くらいは知ってる。
とにかくとても有名な財閥でその上大企業だ。



なのになんで藤原君は龍神で働いてるの??
謎・・・。
まさか・・同姓同名?とか?


無いな。あの名前そうそう居ないよ。
それにあのクレジットカードの色ブラックだったし。

ブラックってたしかゴールドそしてプラチナ・・その上だもんね。
確かめるべき?
と、取り敢えずこんなところにいても仕方ない。一度部屋に戻ろう。

トイレから出ると先程いた部屋に戻ろうとする。が・・・。

「あれ?私どっちから来たんだったっけ??」
左右をキョロキョロ見るが

分からない・・・。
もしかして・・・。


もしかしなくても迷子になった・・・。

人に訪ねたくても自分が先程までどこにいたのかすら分からず聞くに聞けない。

ど、ど、どうしょう。
えっとた、たしか右から来たよね。うん。そうだそういうことにしよう。

実はあそびかなりの方向音痴で一度建物などに入ってしまうと自分がどちらから、
来たのか分から無くなってしまうのであった。

こんな時自分の注意力のなさにほんとに嫌気が差す。
スタスタと歩いているが見覚えにあるところなんて一つもない。
私このまま無限ループの中でさまよって死ぬのかな(大げさである)
誰か私をここから出して〜!!

進むにつれてドンドン人が減っていく。

もしかしてこっちじゃないの?
と、元来た道を引き返そうとしたその時

「おや?もしかして水森さんじゃありませんか?」
そんな時聞き覚えのある声に呼び止められた。


「えっ?!」
声がする方に顔を向けるとダークブラウンのスーツに身を包んだ弁慶が立っていた。

「やっぱり。」
そう言うと妖しいくらいの笑顔を浮かべて近づいてくる。

「えっ?もしかして武蔵坊さんですか?」

「はい。」
ニコニコしながらあそびの目の前に立つ。

「随分と可愛らしく素敵になっていたので気が付くのが遅くなってしまいました。
君はなんて罪な人なんでしょう。」
そっと弁慶の指先があそびの頬に触れる。

冷たい弁慶の手がなんだか心地よくて、振り払うことを忘れてしまっていた。

「水森さん。」
そう艶のある声で名前を呼ばれて『はっ』と、我に返る。

すぐ目の前にある色気十分な弁慶の顔に驚いて
「あわわわわ。」
と、後退りをする。

「フッフッフッ今日の君は一段と可愛くて食べてしまいたいくらいですね。」
そんな綺麗な容姿の人に言われてもあまり現実味がないと分かっていながら
一気にあそびの顔は真っ赤になっていく。

「か、からかわないでください。」

「おやおや、水森さんをからかうなんてそんなことしませんよ。僕はいつも真実しか言いませんから。」
瞳をウルウルさせてあそびを見つめている。

「うっうっうっ。」
卑怯だ。その顔その目。
見とれちゃうよ。

「武蔵坊さんズルイです。その顔。」

「おや?この顔ですか?」

「はい。そんな色っぽい顔で私を見て殺す気ですか。」

「殺す・・・。そうきましたか。ほんとに君は面白い人ですね。」
口に手をあててクスクス笑っている弁慶。
そんな仕草も絵になってしまう。
嫌だなこの人本当に女泣かせだよ。

武蔵坊さんそれに今日はいつもとは違うスーツだし。
よく似合っていて・・そのステキだし。

ちょっと待って。
なんで武蔵坊さんがここにいるの??

黙って弁慶を見ていると

「おや?水森さん僕に何か聞きたいことがあるみたいですね。」
そう言っていつもの黒笑を浮かべた。


「あの、武蔵坊さんはどうしてここにいるんですか?」

「どうしてと聞かれましても・・・。
僕の方こそ水森さんが何故ここに居るのか知りたいんですがね。」

「質問を質問で答えるなんて、狡いですよ。先に聞いたのは私なのに・・・。」

「フッフッフッ。そうでしたね。」
楽しそうに笑ったあと

「そうですね。さしずめ親族のパーティーに呼ばれたとでも行っておきましょうかね。」


「親族??」

「ええ。僕に兄主催のパーティーなんですよ。」

「お兄さん」

「はい。」
あそびを見てニコニコ笑っている弁慶を呆然と見つめている。

えっ?今日はたしか藤原財閥主催のパーティーってさっきの女の人達言っていたよね・・。

兄・・・・。

藤原君のお父さんが恐らく主催者・・・。

主催者→藤原財閥→藤原君のお父さん→武蔵坊さんのお兄さん。

こういうことだよねって

えっ〜〜!!!!


目の前の弁慶に指を指して大声で驚いている。

「おやおや。水森さんそんな大きな声を出てどうしたんですか?」
驚いているあそびをよそに弁慶はいつもと同じ冷静な様子で先ほどと同じ笑顔でいる。

「だ、だ、だ」

「水森さん落ち着いてください。一度きちんと呼吸をしてください。いいですね。」

興奮して過呼吸気味になっているあそび。

弁慶に言われるとおりに一度大きく息を吸う。

「すみません。」

「いいえ。大丈夫ですよ。」

「えっと。そうです、武蔵坊さんって藤原財閥の親族だったんですか?!」

「ええ。そうですよ。」
大したことないようにいたって普通に答えた。

それがどうしたんですかみたいな顔しないでくださいよ。


                 つづく


        

あとがき

弁慶こんな感じでどうでしょうか?
難しいですよ>弁慶でもこの先彼に頑張って貰う必要があります。
ヒノエときたら弁慶がセットみたいに感じています。
なので頑張って動いてもらわないと困ります(-_-;)
今年あと何本書けるかわかりませんが頑張りますね〜!!
23日〜25日まで一人でコルダクリスマス祭りをやっておりますので
興味がある方は覗きにきてくださいね。
(単にSSをUPしているだけですが(^^ゞ)


             だっち2011・12・20

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