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主にネオロマ、乙女ゲームの二次、夢小説を連載しております。
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10話です。

<span style="font-size:large;">有意義な休日の作り方。その4</span>


「すみません。休みの日にワザワザ・・・・。こんなところに。」
寝てしまっている讓を前に呆れ顔の将臣に申し訳なさそうに謝るあそび。

「ビックリしたぜ。お前から助けてください&#12316;って電話あったときは。」
笑いながら讓の前に座る。

そうなのです。
私は譲君が寝てしまいしばらくの間プチパニックになり、
譲君を起こそうと叩いてみたり、大きな声で呼んでみたりしたんだけど
ダメで、おんぶしよう試してみてもダメで、
どうしようと部屋の中で30分ほどウロウロ。

誰かに助けて貰えばいいと気がつくまで10分。
誰にかけようと迷って有川さんにかけるまで15分。

あれから一時間あまりスヤスヤ眠る譲君とあの居酒屋にまだいた。

相当混乱していたんだろう私。
有川さんにかけてから譲君が有川さん弟だと気がついた。

もっと、早く気がついていれば
こんな無駄な一時間過ごさなくてよかったのに・・・。

「なんでこんなことになってるんだ??譲に飲ませたのお前か?」
自分の頭をガシガシ掻きむしりながらあそびに尋ねる。

「違いますよ&#12316;!!!」
泣きそうな顔で、事の次第を将臣に話す。

 


「じゃあ、お前が会ったときには譲はもうこんな状態だったのか?」

「寝ては居なかったんですが、泥酔に近かったですよ。」

「どうしたんだ?こいつ。」
寝ている讓を眺めながら眉間にしわを寄せている。

「20歳になったからお酒飲んでもいいとかは言ってましたけど。
譲君こんな、飲み方するようには見えないですけど・・・。」

「そんな奴じゃないんだけどなこいつ。
まぁ、いつもでもここにこのまましとくわけにはいかねぇな。」
と、立ち上がると讓をおんぶする。
勿論私も手伝う。

「今、敦盛がタクシー探してきてくれてるはずだ。」

「えっ?敦盛君も一緒なんですか?」
譲を背負って先を歩いている将臣に訪ねた。

「ああ、一緒に飯食っていたからな。」

「もしかして、ご飯の途中だったりしました?」

「ああっ。そうだよ。お前があんな風に電話かけてくるから何事かと
切り上げて、来んだんぜ。」
振り返って見た顔は苦笑いだった。

「すみませんでした。」
項垂れたように下を向くと。

「おいおい。元々お前は悪くないんだろ?それに身内のことだからな。
お前が気にすることね&#12316;よ。」
こいつが悪いんだよ。と背負っている譲君のお尻を後ろ足で蹴り上げる。

それでもスヤスヤ眠る讓君を見て私達は笑った。

考えてみればそうなんだよね。
私は巻き込まれて、押し付けられたようなものなんだよね。
でも全く、なんて人たちなんだろう。
酔っている仲間を忘れて帰っちゃうなんて。
今度会ったらしっかりお説教部屋行きだね!!

 

店の外に出るとタクシーを待っている敦盛君がいた。

「敦盛。どうだ?」

「あと、5分ほどで来るそうです。それにしても譲は大丈夫なんだろうか。」

「平気だろ?無茶な飲み方でもしたんだろ。」

「讓が?珍しいこともあるものだな・・・。」
讓を心配そうな表情で見ている敦盛に話しかける。


「敦盛君。ごめんね、有川さんと食事の途中だったんでしょ?」

「いや。大丈夫だ。ほとんど終わっているようなものだったから。」

「そうなの?なら良かった。」
と、敦盛君の言葉にホッとしていると

「おいおい。敦盛まだコースの半分くらい残ってたじゃね&#12316;か。」
と、有川さんの言葉にまた奈落の底に突き落とされた。
折角、敦盛君の言葉ではい上がってきたのに・・・。


有川さんの馬鹿&#12316;!!!

 


元はといえばあなたの弟さんが酔いつぶれたのが原因なんですからね!!
自分の身内の穴ぐらい自分達でなんとかしろ!!
と、言いたいところですが先輩だし、いつもお世話になってるし、
コース半分で切り上げてきてくれたし、私なら、一気出ししてくださいとか言って
食べてから来るかも・・・。(ひどいやつですね私って・・・。)
だから、ここはぐっと言いたい言葉を飲み込んだ。

 

タクシーが来たようで有川さんが先に譲君を乗せ自分も乗る。


タクシーの中から有川さんが

「敦盛お前どうする?」
と、敦盛君に訪ねていた。
尋ねられて敦盛君は私の方を見る。

えっ?!なぜ私を見るの?

「どうしたの?敦盛君?」
黙ってあそびを見つめている敦盛を不思議に思い聞いてみる。

「いや、その一人で大丈夫だろうか?」

「はっ?」
未だに訳がわかってない私にイラっときたのか有川さんが

「一人で帰れるか聞いてるんだよ。敦盛は。」
と、言ってくれた。


あ&#12316;。そういうことね。

「大丈夫、大丈夫!!私なら平気だよ!!いつものことだし。
さっ乗って有川さんを助けてあげてね。」
タクシーのおっちゃんに
『行ってください』と、言って敦盛をタクシーに押し込むと手を振る。

ドアが締まるとタクシーは三人を乗せて走り去っていった。

そして、あそびの有意義な休日な(?)は終わろうとしていた。


あ&#12316;。なんだか濃い一日だったな・・・・。
休みなのに休んだ気がしないのはなんでだろう。
すっごい疲労感。
仕事してるより疲れた。
手にもっている九郎さんに買ったクッションの入った袋をブンブン振り回す。

家に帰ったら飲み直そう。
自分のマンションの部屋の階に着いたときブンブン振り回してる袋が
『スポーン』と、手からすっぱ抜けた。


『わ&#12316;!!』


慌てて袋を追いかける。
すごい速さで飛んでいく袋に追いつくはずも無く、
突き当たりの部屋のインターホンにぶつかった。

『ピンポーン』
という音共に。


ミラクル・・・。

すみませんこんな深夜に・・・。

『ガチャリ』
ドアの前に落ちている袋を拾っていたときドアが開いた。

出てきた部屋の住人らしき人に謝らなきゃとを上目遣いで見上げると。

 

 

<span style="font-size:large;">「えっ、えっ、えっ、え&#12316;&#12316;&#12316;!!」</span>

 


「深夜だ。静かにしなさい。」
そこには龍神の料理長のリズさんが立っていた。

「はっ、はっ、はい。すみません。」

ていうかなんでそんなに冷静でいられるんですか!!!
急に知り合いがピンポン鳴らして現れたんですよ!!
少しくらい驚くましょうよ!!

私が驚きのあまり口をパクパクさせてリズさんに指までさしている姿を見て。

「お前と同じマンションだと知っていたが、こんな形で会うと思わなかった。
驚いたな。」

それで驚いてるんか&#12316;い!!
目が少し大きくなってるくらいで表情余り変わってないんですけど。
突っ込みたい突っ込みたいけど・・・リズさんには無理です。

私なんか目が飛び出そうでしたよ!!
リズさん見た瞬間・・・・。

「水森それで私に何かようか?」
切り替え早いですね&#12316;リズさん。

「いや、間違えてインターホン押してしまっただけで。用事はないんです。」
バツが悪そうに下向き加減でリズに話すと

「そうか。なら、また明日だな。お前も早く帰って休みなさい。」
と、優しい顔で言われてしまった。

「はい。夜分遅くにすみませんでした。おやすみなさい。」
と、一礼して言い終わっるとドアの前から去った。

自分の部屋の前につくと『パタン』と、扉の締まる音がした。
どうやら、部屋に着くまで見ていてくれたらしい。

気がつかなかった、リズさんと同じマンションだったなんて。
一度もあったことなかったもんね。

一度リズさんにの部屋を見てから自分の部屋に入った。


部屋に入ると崩れるように座り込む。

本当に本当に大変な一日でした。
これを有意義な休日というのでしょうか・・・。

 

 

いや、違う・・・。

 


こんな休日もう二度とゴメンだ&#12316;。
明日からまた長い一週間が始まるのに一週間頑張る活力が湧きません。

来週はもう部屋から出ません。
部屋でオトゲーでもやろう。
来週こそは有意義な休日を作ってやる&#12316;!!


そう心に強く誓うあそびだったが、来週は弁慶のソムリエ教室ということを
スッカリ忘れ夢の世界へ旅立ったのであった。

 

                           つづく 

 


あとがき

龍神集中連載と自分で決めて頑張ってました。

これより個人ルートに入るわけです。

少し休憩が必要かも・・・。

休んでる間に土×日を仕上げようかな&#12316;。

弁慶さんのソムリエ教室実はケータイHPの方にUPしてるんです。

龍神も同時連載してるんですが。

興味があるかたはご連絡頂けたらだっちのHPにご招待します!!

駄作文なので期待はしないでくださいね。


             だっち
       2011・7・5

 

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