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主にネオロマ、乙女ゲームの二次、夢小説を連載しております。
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将臣ルート5話です。

昔の彼氏 ②



『平家』に着くと平家の人たちが快く迎えてくれた。
久しぶりに会う有川さんなんかにみんな嬉しそうだった。
こんなことなら、敦盛君の誘えば良かったかな〜。
なんて思ったていた。
今日はワザワザ個室を用意してくれていた。
女将さんの時子さんに『こうすればキッチンの者も会いに行きやすいでしょ?』
と、優しく微笑まれた。

本当に驚くくらい気が回る時子さんの気遣いに驚いたが『ありがとうございます』
と、嬉しそうな顔を向ければ
『いいのよ今日はゆっくりうち料理を堪能していってね』と、
笑い返された。


「美味しい〜!!幸せ〜。」
次々運ばれてくる料理に舌鼓を打っている。

「お前そればっかだな。」
あそびの前に座って料理の箸を止めている将臣に呆れ笑いされながら言われる。

「だって、美味しい料理に美味しいお酒最高じゃないっですか!それに、私が盛りつけが云々
味が云々とか言える立場じゃまだないし。本当に美味しくて幸せなんですもん。
仕方ないですよ!!」
と、目の前の料理に目を輝かせている。

「そりゃそうだな。」
あそびの言葉に納得したのか将臣も再び食べ始めた。

「でも、あそびさんじゃないけどほんと素人の私でも美味しいって思えるんだから
凄いよね!!」
と、嬉しそうにあそびの横で目の前の料理を口に運んでいる望美が言った。

「そうですね。僕も和食なんて敷居が高くて食事なんて行ったことないですけど
ほんとどれもとても美味しいですよ。」
望美の目に座っている譲が驚いたように目に前の料理を見ながら言った。

あそびは、二人の話をうんうんと頷きながらまるで自分が
褒められているような気分で嬉しい気持ちになっていた。

やっぱり『平家』は最高だね。
こんなお店でついこの間まで働いていたなんてなんだか信じられない。
私の作るものもいつかこうやって感動してもられたらいいな。
そうなるには、まだまだ勉強が必要だな。

「よ〜し。頑張るぞ!!」
突然両手を握ったまま万歳をするかのように上に挙げた。
あそびの突然の行動に三人は目を丸くしていた。

「水森、いきなり何やってるんだ??」
三人を代表するかのように将臣が呆れ顔で上げられている手を見れば

「えっ??」
三人の視線が自分に向いていることに気がつきそろりと両手を降ろし
「仕事頑張ろっかなって。」と、三人の視線から逃れるように俯く。

「あそびさんなら大丈夫ですよ!!」
なんの根拠があるのか自信満々にあそびの手を取りブンブン振っている。

「望美そのくらいにしておけよ。」
未だにブンブン振られているあそびに見かねて面倒臭そうに将臣が止めに入る。

「将臣君だってそう思うでしょ??」

「はぁ?」

「譲君だって思うよね??」

「えっ?
ゴホゴホゴホ・・・。」

話に加わっていた将臣と違いふられると思っていなかった譲は
口に入れていた料理を危うく詰まらせそうになって噎せてしまった。


「譲君大丈夫?」
心配そうに目の前の讓を覗き込んでいる望美だが、自分がいきなり讓に
話をふったせいだとは全く気がついておらず『望美お前な〜。』困惑な表情
を浮かべ将臣は噎せているの讓の背中をとんとん叩いていたが

「何?どうしたの」
と、言う望美の天然ぶりに何も言う気がなくなったようで
「いや、なんでもない。」
といって酒を飲んでいた。

そんな、三人のやりとりを見てあそびは何だか入り込めないものを
感じていた。

幼馴染以上のものがこの三人の間にはあるような気がして
優しく、望美の手を離させて『トイレに行ってきますね。』と
部屋を出た。


部屋を出ると懐かしい平家の店内を少しだけ見て回る。

何だか変な感じだな。
こうしてお客としてくる日が来るなんて・・・。
有川さんの御陰だけど。

キッチンの方に顔を出そうとキッチンに向かっている途中で
ホールで働いている割と仲の良かった、
あそびより一つ上の牧野というスタッフにあった。

「あそびちゃん久ぶりだね。」

「うん。私がいなくなってからお店どんな感じ?」

「相変わらずだよ。でも。何だかキッチンの皆少し寂しそうだよ。
勿論私だって女将さんだってそうだよ。」

「そっか。ありがとう。」
ホールの端の方で立ち話をしている二人。

牧野からそんなことを聞かされて自分も寂しく思ったが
そんなふうに思ってくれていた平家の皆に心が暖かくなった。

そんな幸せな気持ちだったあそびに水を差すような話が耳に飛び込んでき。

 

 


                      つづく

 

 


あとがき

話が動くはずが・・・・。
次は必ずや動きますよ。
次作のUPは割りと早くできると思います。
読んでいただいてる方の感想があればもっと頑張れます!!
よろしければ一言お願いします<m(_ _)m>
和食食べたい・・・。

                 だっち
              2011・7・26

 

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