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主にネオロマ、乙女ゲームの二次、夢小説を連載しております。
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将臣ルート23です。

自覚   5 


 


休み明けの職場しかも連休開けということもあり怠いなか
オープン前の準備をしている。

「怠いな・・・。」
あそびは、一言そう呟くと横で同じく仕事をしている敦盛があそびの方を見て

「水森殿は昨夜も飲んでいたのだろうな。」
と、笑いながら話しかけてきた。

「えっ?・・・・。
まあ、飲んでいたことは飲んでいたんだけど・・・。」
そのまま何も言わないあそびを不思議に思うも丁度その時九郎に呼ばれてしまい

「水森殿すまない。少し行ってくる。」
と、いって九郎のもとに行ってしまった。

が、既に一人の世界に入ってしまったあそびには敦盛の声は届いてはいなかった。

そう、昨日は確かにあの後有川さんと映画を見てブラブラした
あと飲みに行ったんだけど・・・。

私なんだかおかしいんだよね。
昨日有川さんに変なこと言われたせいかその動悸が激しいというか、
ドキドキするというか、落ち着かないんだよね・・・。
有川さんの顔を見るとお酒の味がわからなかったし、いい気分にもならない。
どっかおかしいのかな。
目を合わすと益々動悸が激しくなるし。
でも、合わさないわけにはいかないから何とか誤魔化していたけど。
昨日は凄く疲れたんだよね。
多分変なこと言われたからだとは思うんだけど。

私どうしちゃったんだろう??

と、溜息を付いていると。

「う〜す。」
その声を聞いた瞬間あそびの身体が無意識に強ばる。

将臣に背を向け振り向かずに

「おはようございます〜。」
と、言いながらキッチンからさり気なく出ていこうとする。

「おい。水森どこに行くんだ?」
後ろから声をかけられあそびの身体に一気に緊張が走る。

「えっ・・・。いや、どこにも行きませんよ。」
そう言うと将臣と顔を合わすことなく自分が元いた場所に戻る。

「なんだ〜?」
あそびの態度に首を傾げながら近づいていく。

「おい。お前何かあったのか?」
未だに将臣に顔を向けないあそびに背中から話しかける。

「いえ、何も・・・。」
と、首を激しく左右に振るも依然としてこちらを向こうとしない。

「おい。」
少し不機嫌声になりあそびの肩に手を置く。

「ひぇ〜!!」
肩に手を置いた瞬間あそびが将臣から脱兎のごとくその場を去っていった。

「はぁ??なんだ?」
あそびの肩においた手を自分の手と
あそびが今まで居た場所を交互に見ながら、眉間のシワを深くした。

一方逃げ出したあそびはというと。

な、な、なんなの?!
将臣に触れられた肩が熱い。
動悸も激しい、顔というよりも耳まで熱い。
自分の変化についていけずに混乱している。

あんなんじゃ有川さんに失礼じゃない!!
何してるのよ私は。
もう〜。

キッチンから飛び出し客席のひとつに腰をかける。

一体私に何が起きてるの?!
もしかして病気?
でも、有川さんがくるまでは少し怠いくらいで
他におかしなところなんてなかった・・・。

考えてみれば昨日もだよね・・・。

どうしちゃったんだろう。

客席で一人項垂れていると

「あれ〜?あそびちゃん?どうしたの?何処か調子悪いの?」
声をかけられて顔を上げると、
今出勤してきたのか心配そうにしている私服姿の景時が
あそびの前に立っていた。

「梶原さん」
今にも泣き出しそうなあそびを見て

「ど、どうしたの?」
慌ててあそびの前にしゃがみこむ。

「景時さん。なんか私おかしいんです。」

「何どこがおかしいの?頭が痛い?お腹?心臓?」
景時の問いに首を振る。

「なに、じゃあどこ?どこがおかしいの?」

「あの、その、肩を触れられただけで熱くなって挨拶したくても
顔を見れなくて、声を聞いただけで身体が勝手に反応するんです。」

「えっ?」

「今までそんな事無かったんです。昨日から変なこと言われてからその
なんか、私変なんです!!」

「・・・・。あそびちゃん。一つ確認してもいいかな。」
景時は少し呆れながら淡々と話し出す。

「はい。」

「具合が悪いんじゃなくて、君が言っている事がよくわからないんだけど
誰かにそうされたりしたら今言っていた様な状態になっちゃうの?そういう事?」

「えっ。あっ、はいそうです。梶原さん私どこか悪いんですか?」

「えっ?いや違うと思うよ・・・。」
自分の頬をポリポリ指で掻きながら言いにくそうな顔をしている。

「じゃあ、何なんですか?!分かるなら教えてください!!」
真剣な眼差しで景時に迫る。

「えっ?気がついてないの?」

「何がですか?」
ズンズン目の前にいる景時に近づく。

「だから自分の気持ち。」

「もうもったいぶらないで教えてくださいよ!!」
近づいてくるあそびに後ずさりしながら

「それはあそびちゃんがその人のこと意識してるからだよ。」

「へっ?」
景時に言われた一言であそびの動きが停止する。

意識??

「簡単にいえばあそびちゃんその人のこと好きなんじゃない?」

好き?

・・・・。

誰が誰を?

私が有川さんを??

 

すき?

 

<span style="font-size:x-large;">「え&#12316;!!!」</span>

考えてもいなかった答えにあそびは立ち上がりそう大声で叫んだ。

 

 

                    つづく

 

 


あとがき

この話で自覚編終わりだったんですが終わらなかった・・・。

いつもながら予定通りにいかない・・・。

然も今回かなりの難産でした(^^ゞ

次回こそ自覚編終わりにしたいです。

でも、確実に終わりに近づいている気がしませんか?

ソロソロラストスパートかけようかな&#12316;。

ではでは、次回もまたお会い出来ると嬉しいです。


              だっち 2011・10・13

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