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主にネオロマ、乙女ゲームの二次、夢小説を連載しております。
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敦盛ルート 3です。

可愛い後輩 3

外に出ると来た頃はまだ他のお店などの照明で明るかった外も、
今は近くにあるコンビニの明かりくらいなもので辺はすっかり暗くなっていた。

「スッカリ、遅くなっちゃってごめんね。」
と、今更ながら申し訳なく思い敦盛に謝る。

そんなあそびに『私も楽しんだのだから気にしないで欲しい。』
と、笑顔で言ってくれる。

「ありがとう。楽しいって思ってくれて良かった。」
同じように敦盛に微笑めば街灯の明かりではっきりとは見えなかったが、
敦盛の顔が微かにだが赤くなっているように見えた。

そんな表情を見せられてから
「いや、そのわたしでいいならまた誘って欲しい。」

なんて言われたらいくら鈍感な私でも誤解してしまいますよ。

しかもその後
「送っていきます。」
なんて言われてしまって年下の可愛い後輩のはずの
敦盛君に『ドキッ』なんてしてしまってお酒のせいかしら。
なんだか調子狂うな・・・。

「だ、大丈夫だから。」
なんて行って逃げるつもりだったんだけど、
許してもらえず結局送ってもらうことになってしまいました。

黙って歩く私を変に思ったのか

「水森殿どうかしたのか?もしや気分が悪いのか?」
なんて気を使ってくれる。

後輩に心配させて何をしてるのか私は・・・。
まさか、敦盛君に『ドキッ』としちゃったなんて言えるわけないし。

「だ、大丈夫。ありがとうね。」
と、わざとらしく明るく振舞って何とか誤魔化した。
でも、そういうときに限って失敗ってするんだよね・・・。

そして案の定私は、何でもないところで躓いて
体のバランス崩し何とか転ばないようにと隣を歩いていた
敦盛君の腕にしがみついた。
そしてそんなあそびは敦盛にしっかりと抱きとめられいていた。


抱きとめられた敦盛からは甘い和菓子の匂いがした。

小豆の匂いかな。
甘い優しい匂い。
それに、敦盛君華奢に見えるけど案外しっかりとした身体してるんだ・・・。
なっ、何考えてるの私///。
イヤラシ!!!

 

「大丈夫だろうか、水森殿。」
突然、すぐ傍から敦盛の声が聞こえてきたことで
自分がまだ敦盛の腕の中に居ること気がつき慌てて

「ご、ごめん。」
と、飛び跳ねるように敦盛から離れた。

離れたものの何だか顔を合わせずらくて、
失礼だとは思いながらも俯きながら
『あ、ありがとう。』と敦盛にお礼を言った。

「いや、転ばなくて良かった。」
と、優しい声が聞こえてきたので思わず赤い顔を隠すのも忘れて
顔を上げると、同じように真っ赤な顔をした敦盛が立っていた。

「ぷっ。」
自分の事を棚に上げて敦盛の顔の赤さに驚いて失礼にも吹き出してしまう。

「敦盛君、顔真っ赤!!」
口元に手を当てて笑って敦盛の顔に指を指して笑う。

「み、水森殿の方こそ真っ赤ではないのか。」
あそびに言い返すが、あそびの笑いが止む様子がない事に
呆れながら敦盛も釣られて笑ってしまっている。

暫く道の真ん中で笑いあっている二人。
その内に、あそびの心の中にあった変な緊張が解れ笑い止む頃には、
おかしな気持ちはなくなっていた。

「帰ろっか。」と、いつもの顔色に戻っている敦盛に言えば
「そうしようか。」と、あそびを見てからゆっくりと歩きだした。

敦盛に付いていくようにあそびも歩き出す。

「ところで、水森殿の家はここから近いのだろうか?」
と、横を歩いているあそびに尋ねた。

「うん。近い近い!!見えるかな?あれだよ。」
前方にうっすら見えてきた黄色いマンションに指をさしてる。

「まさか、あの黄色いマンションなのか?」
と、前方のマンションを見ながら
いつも冷静な敦盛珍しく少し興奮気味に聞き返された。


「う、うん。そうだけど・・・。
もしかして、リズ料理長と同じだから驚いているの??」
そんな敦盛に驚いてマンションを見つめたままの敦盛を見た。

「えっ?リズさんも同じマンションなのか?」
さらに驚いた表情を浮かべてあそびの方をむいた。

「うん。そうだけど・・・。」
てっきり敦盛の驚き方からしてそのことだと思っていたあそびは、
敦盛のリアクションに驚いた。

「どうしたの?何かあるの?
あのマンション。もしかして、イワクつきの物件だったとか??」
驚いたまま表情が固まってしまった敦盛に恐る恐る尋ねてみた。

そう言えば家賃この辺にしては安いなぁ〜とは思ってたんだよね・・・。

なに?何があるの??

「いや、その。」
何だか歯切れが悪い返事が返ってくる。

やっぱりイワクつき??
霊感とかないけどそんな物件だと知ってたら借りなかったよ〜!!

「敦盛君。お願い正直に言って。
知らないよりは知っていたほうがいいから!!」
敦盛の腕を両手で『がっし』と掴み真剣な表情で敦盛の顔しっかりと見ていった。


そんなあそび困った表情を顔に浮かべてから俯むいて
「実は、」
ゆっくり話す敦盛の言葉に『ゴクリ』と唾を飲み込んだ。

「実は、」
敦盛の話の途中から急に怖くなったあそびは『ギュッ』と
自分の目を瞑り敦盛の腕の上にある自分の手に力をいれた。

早くズバッといっちゃって!!

「あのマンションの向かいが私の住んでいるマンションなんだ。」

「へ??」
瞑っていた目を開けて敦盛君を見た私の顔は、
それはそれは酷いアホ面で、
門外不出のような顔なのに敦盛君の前にしっかり晒してしまっていた。


 

                つづく 



あとがき

2本連続投稿!
褒めてください\(^^@)/

相変わらずのクォリティーですが・・・。

来週も頑張ります!
敦盛君書いていて意外と楽しい。

           だっち
2012・9・5

 


 

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