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*この回のお話は若干ですがヌディー表現あります。嫌悪感を抱かれる方は回れ右でお願いします。
可愛い後輩 5
次にあそびが目を覚ますと真っ暗な自分の部屋のベットに汗をグッショリかいて寝ていた。
随分と寝ていたであろうことは窓から漏れる明かりでわかった。
そして、汗をかいたせいか朝よりは随分と身体が楽になった気がした
が、まだ完全に熱が下がったわけではなく、
身体の節々の痛さや怠さが残っておりく出来ればこのまま眠っていたかった。
しかし、汗をかいたまま寝るのも気持ちが悪かったので着替えることにした。
まだ重たい身体をゆっくりと起こすと、
自分が仕事に行こうとしたままに格好で寝ていることに気がついた。
然も、ベットの横のテーブルには風邪薬とスポーツドリンクが置いてある。
あれ?たしか朝私が見たときはは、薬箱に正露丸しかなかったはず。
なんでここに風薬が??
然も飲んだ形跡がある・・・。
私が自分で買ってきて飲んだと??
それは考えにくいよね・・・。
じゃあ、いったい誰が??
なんか、寝てしまう前誰かがいたような気がする・・・。
まだ、頭がスッキリしてないから分からない・・・。
然も仕事は!
慌てて時計を見る。
夜の11時・・・。
えっ?
何がどうなっているの?
しばらく考えていたが考えてもわからないのでさっさと着替えることにした。
上着を脱ぎ中に着ていたキャミソールを脱ぐ。思っていたより汗をかいていたみたいで、
身に付けていた下着も汗でスッカリ濡れていた。
上半身裸になりまだ肌が汗ばんでいるのでタオルで身体を拭くことにした。
そしてタオルを取りに玄関の横にある洗面所に自分の家だからと、
そのままの格好で向かって歩き玄関と部屋を仕切る扉を開けた、その時。
『ガチャリ』
突然玄関の扉が開かれる。
あまりの突然のことで反応できなかった。
扉が開かれると外灯の光と共に人が現れる。
あそびは眩しくて思わず目を細める。
外灯が逆光となりその人物の顔があそびの目では確認できない。
「水森殿か??」
確かめるようにそう呼ばれて、
「敦盛君なの?」
喉の痛みは先ほどではないものの敦盛を呼ぶ声はまだ嗄れていた。
「良かった。起き上がれるようになったんだな。」
あそびの声を聞いて安堵したのか敦盛の声が落ち着いたように感じた。
そして、後ろ手で玄関の扉を後ろ手で閉めようとする。
「まっ、待って!!」
敦盛に安心したのも束の間今自分がしている格好を
思い出し胸を両手で隠し素早く踞った。
「大丈夫か!何かあったのか!」
と、慌て玄関で靴を脱いで駆け寄ってくる敦盛
そして踞っているあそびを見てミルミル顔が赤くなっていく。
蹲った状態から少しだけ顔だけを上げて
「だから、待ってて言ったのに・・。」
と,恥ずかしさからなのか、
熱のせいなのか分からないが茹でダコのように真っ赤になった顔で言った。
「す、すまない。」
そう言い残しいつも冷静な敦盛には
珍しく大いに取り乱し靴も履かずに外に飛び出していった。
見られた??
いや、暗かったから見えていないはず・・。
そう信じよう。
そう信じたい。
大騒ぎするような身体じゃないけど一応嫁入り前だし・・・。
敦盛が出て行ったあとその場にそのままの格好で暫くいたが。
落ち着いてきたせいか急に寒気が襲ってきたので急いでパジャマに着替えた。
そして、会いにいこうとしたのだけれど、
敦盛に会うためにさすがにパジャマ一枚という訳にもいかず
もう一枚上に薄てのパーカーを羽織って、
『は〜。』
と、大きく息を吐いてから玄関の扉を開けた。
扉を開けると敦盛が背中を向けて立っている。
「敦盛君。」
と、後ろから声をかけると『ビクッ』と、一瞬身体が揺れゆっくりとこちらを振り返った。
先程ではないものの振り返った敦盛の頬がほんのり色付いている。
「その、さ、先程は、し失礼した・・。申し訳ない。」
と、振り返って突然頭を下げられる。
そんな敦盛の行動に驚いて
「敦盛君、と、取り敢えず頭上げてよ。」
「だ、だが・・・。」
「いいから、早く。」
あそびにそう言われて敦盛は頭を上げる。
そして、あそびと目を合わそうとせずに目をキョロキョロと
動かし敦盛の動揺がこちらにも伝わってくる。
「取り敢えず、中に入って?」
と、動こうとしない敦盛に声を掛け腕を掴み中に引っ張る。
「だが・・。」
と、言って一向に動こうとしない敦盛に
「敦盛君私、横になりたいの。だから話なら中でしよう。ねっ?お願い。」
と、願い出る。
「わ、分かった。では、お邪魔させてもらってもいいだろうか?」
と、あそびの目を見て恥ずかしそうに言った。
「どうぞ。」と、あそびは敦盛を部屋の中に招待した。
つづく
あとがき
時間が空いたせいで内容が・・・。
いつもいつもこんな状態で申し訳ないです。
書きたいものはたくさんあるのですが、なかなかカタチにならずにね(;^ω^)
でも、こんな調子ですがまた読みに来ていただければとおもいます。
2012・10・16 だっち
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