<span style="font-size:large;">大宴会の果てに・・・。〈後編〉</span>
藤原君から聞かされた事実に私はしばらく放心状態だった。
「大丈夫かい?あそび。」
「・・・・。」
いや、正直に言って大丈夫じゃないだろう・・・・。
「ホントの事だよね。嘘ついてないよね?」
「俺が嘘ついてなんの得になるのさ。
お前をいじめて楽しむほど性格歪んでないぜ。」
だよね・・・。
「ああああ〜。」
頭を抱え込んでその場にしゃがみこむ。
なんて失態。
こんなことならカラオケなんかに行かなきゃよかった。
今までそんなことなかったのに!!!
「あそび。そんな落ち込むなよ平気だって。皆酒結構入ってたし、
そんなことでブツブツ言う奴なんて居ないと思うぜ。
まぁ、笑われるのは覚悟しておいたほうがいいと思うけど。」
他人事だからそう言えるんだよ!!
あ〜。
どうしよう・・・。
私は、どうやらカラオケで大暴れをしてしまったらしい。
藤原君曰く始めは普通だったらしのだが、
事の発端は私が九郎さんに歌を進めて
断られたところから始まったみたいなの。
(残念なことに、既にこの時点での私の記憶は無いんだけど)
断った九郎さんに、突っかかていっき。私が。
然も、彼にの髪をブンブン振り回した挙句、無理やりマイクを渡して
強引に『男と○のラブゲーム』を一緒に歌わせたみたい。(古いですね・・・。)
それで終わっていれば、九郎さんだけに謝れば済む話だったんだけど
カラオケに行ったメンバー全員にからみ、カラオケの歌を全部裏声で
歌ったらしいの・・・。
藤原君に『正直今でも思い出すと鳥肌が立つよ。』とか言われるし
カラオケで解散ということに私が反対してまたもや、強引に九郎さん
の家に行くってゴネテ・・・。
行く途中で、『おんぶ』とか言って皆をドン引きさせておんぶしてくれた
有川さんの背中で暴れ、九郎さんの家で飲んでいる途中で気持ち悪いともどし・・・。
もうこれ以上は語れない・・・。
人生最大の汚点だよ。
皆に合わせる顔がない。
「あ〜。どうしよう。藤原君、私もうあの店には居られないよ・・・。」
「大丈夫だと思うよ、」
頭を抱え込んだあそびに目線を合わすべく湛増もしゃがみこむ。
そんな湛増を一度チラリと顔を上げて見ると。
「藤原君は、当自主じゃないからそんなこと言えるんだよ。
絶対皆怒ってるよ・・・。
特に九郎さんなんか・・・。」
起きてからもかなり失礼なことしたし・・・。
「俺がなんだって??」
「だから、九郎さんに合わせるって!!!」
突然の九郎の声に驚いて立ち上がる。
「く、く、く、く、く、九郎さんいっいつからそこに!!」
立ち上がると先程は湛増しかいなかった、玄関に残りのメンバーが
全員揃っていた。
「お前が、あ〜と、おかしな声を上げたあたりだが。」
「・・・・。そ、そうですか。」
かなり冷静な九郎に拍子抜けしてしまう。
「ああ。それより、お前!!話の途中で黙って出ていく奴があるか!!」
突然怒り出す九郎に頭が付いていかない。
「まったく!!お前というやつは。」
混乱した頭のままお説教が続くと思いきや。
「その、大丈夫なのか??」
「へっ??」
突然言われた言葉に吃驚して間抜けな声を出してしまう。
「だから、身体は大丈夫かと聞いているんだ。」
身体??
えっ!!
もしかして私のカラダに何かあったの!!!
思いっきり勘違いしているあそびの様子に気がついた将臣が
「お前、昨日そうとう飲んでたから身体の方はなんともないのか?
九郎はそう聞きたいんだよ。
それにお前が心配してるような事は、起こってねぇから安心しろよ。
第一、昨日のお前に手を出そうなんて奴がいたら天然記念物モンだよ。
ありゃ〜凄かったからな。
なぁ、譲。」
「俺にフルなよ兄さん・・・。水森さんが気にしてるだろ。まったく。
確かに凄かったですけど。大学の先輩たちに比べたら大したことないですよ。
それに俺は気にしてませんから。」
讓に優しく微笑まれた。
譲君、君ほんといい子だよね。
でも、悲しいことにフォローになってないから・・・。
「あ、ありがとう。」と、一応礼を言っておいた。
黙ってこちらを見ている九郎と目があった。
なにしてるの私は!!
まず、九郎さんや皆にしっかり謝らなきゃ。
軽く息を吸って吐くと。
「九郎さん皆さん、その昨日はご迷惑をかけてしまったようで・・・。
すみませんでした。
でも、その記憶がですね・・・。
全くありません。
なので、藤原君から聞きました。
ホント大変失礼しました。」
始めは大きかった声も段々小さくなり、
最後は消えるような声になってしまっていた。
そんなあそびに湛増以外が絶句していた。
「おまえ、昨日の事覚えていないのか!!本当に?!」
驚いた顔で九郎は叫んだ。
「・・・。はい。面目ないですけど。全く・・。」
「お前というやつは・・・。」
「スゲーな、水森。あそこまで、やって記憶ねぇって・・・、」
「兄さん!!」
「だってよ。寝ていた敦盛でさえ起きたぐらいだぜ。」
有川さんもうあなたは何も言わないでください。
本当に私ここには居られなくなりそうです。
将臣の言葉に大ダメージを受けて、
すっかり意気消沈しているあそびを見て。
「でも、その私は結構楽しかったのだが。」
敦盛の最後の一撃が私への痛恨の一撃になった。
あ〜。私もうダメかも。
再びしゃがみ込んでいる私をみて慌てる敦盛に。
「敦盛。フォローに為ってないぜ。」
それまで、黙っていた湛増が口を開いた。
「あそび、落ち込むのはわかるけど過ぎたことだろ。
それに此処にいる奴でお前を怒ったりした奴がいるかい?
だから、そういうことなんだよ。」
伏せていた顔を上げて皆を見る。
「誰も、お前をせめてなどいない。酒の席だからな。」
「九郎さん。」
「そうだぜ。なかなか、面白いもん見れたしな。」
「兄さん。またそんなこと言って・・・。ホント皆さん遊びさんが
思ってるほど気にしてないと思いますよ。」
「有川さんに譲君・・・。」
「水森殿。」
ニッコリ笑ってくれる敦盛君。
「だから、言ったろ。あそび。」
「藤原君。」
立ち上がって皆を見ると、あそびを囲み皆笑ってくれている。
そしていつの間にか、自分も釣られて笑っていた。
「これに懲りろよ!!」
と、最後に有川さんにしっかり言われてしまった。
とりあえず、今日も仕事なので一度家に帰るべく部屋に荷物を
取りに行くと、無残に引き裂かれた座布団が目に入ってきた。
慌てて九郎に謝ると、直してきますと
半ば強引に自分の家に持ち帰った。
にしても昨日は本当に厄日だったのかもしれない・・・。
お酒少し控えようかな・・・。
でもな〜。
一杯くらい・・・。
いや。
今日は止めておこう。
とりあえず、皆にちゃんと謝ったし。
笑われるくらいは仕方ないか。
さてと、シャワーでも浴びて仕事行きますか!!
あんなことがあっても、かなり楽天家なあそびだったが、
もう一人に大事な人に謝らなければならないことをすっかり忘れ、
昨日に引き続き厄日は続くのであるが、それはまた別のお話。
つづく
あとがき
かなり、強引に終わらせた感がしますが・・・。
どうでしたでしょうか。
そろそろ、個人ルートに入りそうですね。
誰からにしようかまだ決めかねています。
リクエストがあるかたは、お願いします。
さきが長くなりそうですが・・・。
コルダの方も、増やそうかとけんとうちゅうです。
では、またあそびにいらしてくださいね!!!
だっち
2011・6・27
<span style="font-size:x-large;">大宴会の果てに・・・。〈中編〉</span>
『モゾモゾ』
座布団の向こうから、人が起き上がる気配がする。
こっそり、座布団の端から音がした方を覗いてみる。
やっぱり九郎さんだ。
座布団の端からみえたのは起きたばかりで少しぼーっとしている九郎だった。
まだ完全に覚醒してないのか、部屋の中をキョロキョロとみている。
そしてそのうち、座布団からこっそり(?)覗いていたあそびと
『バチッ』
目があった。
今まで半分夢の中にいるような目をしていた九郎の目が大きく開かれた。
「!!!」
どうしよう。どうしよう。
と、と、とりあえず挨拶でもしておこうか・・・。
「お、おは、ようございます。」
座布団から覗いた状態で九郎に挨拶をしてみる。
「ああ、おはよう、っておまえそうではなくてな・・・。なんなんだそれは。」
あそびの顔のほとんどを被っている物体に指をさす。
「な、何って座布団ですけど・・・。」
「そんなことは知っている!!俺は、そんなことを聞いてるんじゃない!」
でも何って聞かなかった?聞いたよね?
なのになんでそんなに怒ってるんだろう??
「とりあえず、それをどかせ。」
と、私の顔の前にある座布団をはぎ取ろうとする。
「い、い、嫌です。」
九郎に抵抗して必死に座布団にしがみつく。
これは、私の最後の砦何としても死守しなければ!!
「いいから、離せ。」
「嫌です。」
はぎ取ろうとする九郎それに必死に抵抗するあそび。
既にあそびの顔を隠すという役割を果たしていない、座布団を
二人は、引っ張り合う、
「はなせ!!」
「いやです〜」
そして、二人が余りにも強く引っ張るので
『ビッ、ビッ、<span style="font-size:large;">ビリッッッ〜</span>』
大きな音を立てて座布団は半分に、引き裂かれた。
そして、座布団をかなりの力で引っ張り合っていた当人達は当然のごとく
千切た座布団を持ったまま、後ろに倒れ込んだ。
『ドサッ』
と、大きな音と共に
『グホッ』・『ウガッ』
唸り声が聞こえた。
二人がお互い倒れこんだのは、九→将臣、あそび→譲
有川兄弟を下敷きにしてしまった。
その声に、気がついたのか残りの寝ていたメンバーも次々と目を覚ました。
とりあえず、慌てて讓から離れて譲に謝る。
「譲君ごめんね。その大丈夫??」
私けして軽くないし・・。さっき、かなり力入っていたし・・。
そんな私の様子を見てなのか鳩尾を摩りながら笑って
『大丈夫ですよ』と、言ってくれた。
なんていい子なんでしょ!!
「それより、水森さん何持ってるんですか??」
私が大事そうに抱えている例の物体を見て不思議な顔をしている。
「・・・。ざ、座布団。」
益々不思議な顔をして、
「なぜ、その引きちぎれたらしい座布団なんか?」
譲はあそびと座布団を交互に見ながら言う。
「・・・。」
朝から九郎さんと座布団を
取り合いになって引きちぎった挙句、譲君と有川さんの上に倒れ込んだ
なんて恥ずかしくて言えないよ・・・。
ねっ!九郎さん。
と、助けを求めるように九郎を見れば
何を勘違いしたのか
「ああそれか?
こいつが座布団で顔を隠して離さないから取り上げようとして引っ張り合いに」
えっ!!
言ってる。あ゙〜言っちゃってるよ。
違うのに、私が求めていたのはそうではなくて・・・。
九郎さんを頼った私が悪かったんだよね。
九郎さん、誤魔化すとか苦手そうだし。
九郎が事の次第をみんなに説明しているのを
私は黙って聞いているしかなかった。
九郎さんが話終わると、
有川さんから『何してんだお前らガキじゃあるまえし』
と、呆れ口調で言われてしまった。
それを九郎さんが聞いていて、『こいつが悪いんだ素直に座布団を』
とかなんとか、朝なのにやたらとテンション高くあたまがいたい。
自分の顳かみ辺を押えながら目を閉じる。
長くなるかな・・・。
『は〜』
なんて思いながら、ため息まで出てくる始末
あれ?そう言えば私なんか大事なこと忘れてる気がする
はて?なんだっけ・・・。
あっ!!
そうだ!!!
目を開き、そっと立ち上がりソロリソロリと玄関に向かおうとする。
一度九郎達の方を見て、
こちらに気がついてないことを確認して
ドアのノブに手をかけるべく手を伸ばす。
そっと、そっと、あと少し。
ゴールはすぐそこ!!もらった〜。
「何してんの?あそび。」
自分のすぐ後ろから急に声がかかる。
『ビクッ!?』
驚いて伸ばした手が止まる。
あ〜。あと少し・・だったのに。
「昨日あれだけ暴れておいて、何も言わずに帰るのかい?」
「!!!」
今なんとおっしゃいました???
ゆっくり後ろを振り返るとしたり顔で、こちらを見ている湛増がいた。
「藤原君、ちょっとこっち!!」
湛増の腕をつかむと、素早く尚且つ静かに部屋から出た。
「おや、今日のあそびはずいぶん積極的だね〜ひゅ〜」
口笛なんか吹いてなんでそんなにご機嫌なのよ!!
「藤原君、昨日って・・・・私、そんなに・・凄かった?」
探るような目つきで湛増を見る。
「あれ?もしかして覚えてないのかい?」
面白いのかニヤニヤしながらあそびを見る。
これって、絶対わかってて聞いてるよね!!
この〜!!
「実は、かなり記憶があやふやで・・・。
だから昨日のこと聞きたいんだけど。」
彼に聞くのは、正直癪に触るけど今の状況から彼から聞くのが一番だよね。
「へ〜。そんなに知りたいんだ。いいよ、教えてやるよ。
その代わりあそびはgive&takeって言葉知ってる?」
笑いながらも、私を試しているかの様な口調で言ってくる。
うん。って言うしかないこと知ってるくせに。
「分かったよ。教えてくれたら。藤原君の要求聞くから。だから」
「約束だぜ。」
私そんな小さい女じゃないよ!!
約束は必ず守るよ。
「うん。分かったよ。」
交渉成立と、私に軽くウインクしてくる。
そして彼の口から私は驚愕の事実を聞くのであった。
つづく
あとがき
お待たせしました。またまた、長くなりそうだったので切ってしまいました。
次回こそは歓迎会編終了します。
早く核心に行きたかったのに寄り道ばかりしてm(_ _)m
書きたいことがまとまらず、思ったよりも時間がかかってしまいました。
あと何話か書いてから、キャラ別ルートに入る予定です。
誰から入ろうか未定ですが、この人がいいという希望がありましたら
教えていただければ、頑張ってみます。
では、次回後編にも遊びにきてくださいね。
よろしければ拍手をポチッお願いします。
だっち
2011・6・22
<span style="font-size:x-large;">大宴会の果てに・・・。〈前編〉</span>
『チクチク、チクチク、チクチク』
何かが顔に刺さる。
重たい瞼はまだ開かない。
顔に刺さる何かを手で払う。
『チクチク、チクチク、チクチク。』
払っても払っても、チクチクは無くならない。
横になったまま観念したかの重たい瞼を強引に開く。
チクチク、なんなのよ。私はまだ眠たいのに。
何これ??
顔にかかっている物体をどけてまだ完全には覚醒しきっていない
目の前に持ってくる。
オレンジ色の・・・髪の毛か。
えっ!?髪の毛?!
目の前にあるものに驚いて髪を持ったまま『ガバっ』と起き上がる。
「誰の髪?」
と、呟いてから握り締めている髪の元をゆっくり目でたどっていく。
「み、み、み、源さん!?」
私の横で気持ちよさそうに床で寝ているオレンジの髪。
どっどっどっ、どうして?!
ありえない・・・。
どうしてこんなことに。
よく見れば、将臣、湛増、敦盛、譲、そして先程の九郎が
所狭しと床に寝ている。
そして、部屋の中には飲んだであろう酒のビンやら缶やら散乱していた。
ちょっと待ってよ。落ち着いて、あそびまず落ち着こう。
さて、考えよう。
此処は、どこだ。まず、自分の家では無いね。
部屋の感じからすると、一人暮らしの人の家っぽいよね。
と言ってまだ来たばかりだから、誰が一人暮らしなんかは知らないし。
・・・・。次いこう次!!
服は、大丈夫ちゃんと着てる。
淫らな行為はなかったようだ。
よかった。
これでも一応女だからね。
じゃあ、そうだこれこれ。
昨日のこと思い出してみよう。
たしか一件目の居酒屋で飲み比べをしていて結局決着がつかなくて、
そうだ、渋る九郎さんを説得してカラオケに行ったんだ。
その時のメンバーは、この5人+私+武蔵坊さんだった気がする。
他のメンバーは、帰っちゃったんだった。たしか・・・。
記憶がここからカナリあやふやだ・・・。
そして、カラオケの後は・・・・。
『おぼえてない・・・。』
どうやってカラオケから出たのか、どうやってここに来たのか。
スッポリと記憶から抜け落ちてる。
ほんとに??私覚えてないの??
一生懸命自分の記憶を辿ってみるが、
『やっぱり何にも覚えてない・・・。』
いままで、どんなに飲んでも記憶なんて無くしたことなかったのに。
今このタイミングでって・・・。
何にもやらかしてないよね・・・。
不味いこと言ってないよね・・・。
誰か教えて。
どんどん不安が降り積もっていく。
もし失礼なことしてたらどうしよう。
真実を知りたいような、知りたくないような。
九郎の髪を握ったまま一人百面相をしている。
そして、ついつい髪を握っている手に力が入り思いっきり引っ張ってしまった。
「うぐ。」
隣で寝ていた九郎が小さく唸り声を上げて、顔が歪む。
慌てて手をはなす。九郎の瞼がピクピク動いている。
もしかして、起きてしまうのでは・・・。
大いに取り乱したあそびはとりあえず近くにあった、座布団で顔を隠してみた。
逆に起きていると言っている様なものだが、そんな事考える余裕すらなく
とりあえず、恥ずかしくて隠れなくてはと思って取っていた行動だった。
しかしそれは、全くもって意味は無かった。
つづく
あとがき
いかがでしたでしょうか?
長くなりそうだったので分けてみました。
起きた九郎さんに何を言われるのでしょうか。
知りたいですよね〜。次回作までお待ちくださいませ。
お酒は美味しいけど怖いものですよね。
だっちも、記憶を無くしたはじめての時はかなり焦りました。
恥ずかしくて一緒に飲んだ人に会いずらかった事を覚えています。
しかも会うなり飲んでいほぼた全員に大笑いされました。
何をやらかしたのかは、恥ずかしすぎて全部は聞けませんでした。
未だに、一緒に飲んだ友人に会うとたまに言われます。
未だに恥ずかしい思いでのひとつです。
お酒は、飲んでもけして飲まれてはいけないですよ。
若さゆえですかね〜。
だっちは、もうそんな飲み方しませんよ。
皆様もお酒には十分ご注意くださいね。
よろしければ、拍手おポッチとおねがいします。
また次回もお会いできることを願って。
だっち
2011・6・18
<span style="font-size: x-large">お酒はほどほどに。</span>
私の歓迎会ということで私達はとある居酒屋に来ていた。
割りと小綺麗な居酒屋でどうやら龍神メンバーの行きつけの店らしい。
常連のためか、個室を用意してくれていた。
まあ、私としてはお酒が飲めればどこでもいいんだけどね♪
個室に入ると既にホールのスタッフが中に座って待っていた。
私達も中に入ると、私は有川さんと敦盛君に挟まれて座る。
全員が座ると、店長の梶原さんが
『お疲れ様〜。これからよろしく!あそびちゃん。では乾杯』
と声を上げた。
『かんぱ〜い』
全員が声を揃えて言った。
もちろん私も!!
「ぷは〜!!」
ビールを一気に半分ほど飲み干しグラスをテーブルに置く。
やっぱり、仕事の後のビールはうまい!
このために生きてる気がする!(かなり大げさ…。)
再びグラスに口を付けて『ゴクゴク』と残りのビールを飲み干す。
やっぱり、仕事あとの一杯目はビールだよね!
なんて思いながら、何となく隣の敦盛君のグラスに目をやる。
うん??うううん!!
私は敦盛君のグラスに釘付けになった。
君のグラスのその赤オレンジ色の飲み物はなんでしょうか?
「敦盛君、何飲んでるの!?」
急に私に話しかけたのでビックッとしながら。
「こ、これはカシスオレンジだが。水森殿もこれがよかったのか?」
それも美味しいよね!
ってちが〜う!!そうじゃなくてさ。
男子たるもの最初の一杯がカシスオレンジって…。
(かなりの偏見ですが…。)
「敦盛君、なんでカシスオレンジ何か飲んでるの?!」
「い、いけなかっただろうか。」
敦盛君は私の勢いに少々押され気味に答えた。
「ダメってわけじゃないけど。ビールは嫌いなの?」
「嫌いでは無いのだが、私はあまり酒に強くないので…。その、」
と敦盛君が困ったような顔して黙ってしまった。
「おやおや、水森さん敦盛君をあまり苛めないでくださいよ。」
二人の間に入ってきたのは、あそびの目の前に座っていた弁慶だった。
いつかは、何か言われると思ってたけどこのタイミングか〜。
なんて思いながら。
「武蔵坊さん…。私は別に苛めてるわけでは…。」
また変なところで名前切ってやろうと思ったけど、
なんだかこの人の報復怖そうだし。
止めておいた方が賢いよね。
「カシスオレンジも美味しいですよ。飲んでみてはいかがですか?」
そう言うとニコリと笑ってくれた。もちろん、思いっきり貼り付けた
笑顔で。
「今度是非いただきます…。」
はじめは静かに始まった歓迎会だったけど
時間が経つにつれてだんだん賑やかになってきた。
もちろんアルコールのせいもあるけど。
私も次第にいい感じになってきた。隣にいる有川さんや敦盛君なんかに
絡みながら、前にいる武蔵坊さんともお酒のおかげか普通に話せるように
なってたし(アルコールって凄いよね!!)
そして、賑やかを通り越して歓迎会は大盛り上がりになっていた。
ふと、キョロキョロ周りを見ていたらこちらを見ている
春日さんと、目があうとニッコリと笑いかけてきた。
なんて可愛いんだろう。
なんて思っていたら、立ち上がってコチラにやって来て。
「隣座ってもいいですか?」なんて可愛い笑顔で言われてしまった。
もちろん、君のような可愛い子に言われて断る人はいません。
「どうぞ」と、笑顔で言えば。
『ありがとうございます』とまたもやとびきり可愛い顔で答える。
女の私でさえ照れるよ・・・。
隣に座ると
「水森さんって平家から来たんですよね?」
遠慮気味に小さい声で聞いてくる。
「うん。そうだよ。それがどうかした?」
「あの、あの、あの。」
下を向いてモジモジしている。
どうしたんだろう?と望美をのぞき込む。
あれ?この横顔どっかで…。
でも、こんなに可愛い子前に会ってたら覚えていると思うんだけどなぁ。
「あっ!」
小さく声を上げればその声に望美がびくっとする。
思い出した。知盛さんと一緒にいた子だ!!
暗くてよく見えなかったけど、桃色の髪がすごい印象的だったんだっけ。
それにこの横顔間違えありません!!
もしかして、そのことかな??
「もしかして、彼のことかな?」
知盛さんの事彼と呼ぶのは失礼かもしれないけど
なんだか内緒事っぽいからなぁ。
春日さんの顔が一気に桜色のに変わっていく。
ホント初々しね〜。(オバサン臭い…。)
「安心して。誰にも言わないから。」
と言えばホッとしたのか。
顔を上げてありがとうがざいます。と、言われた。
可愛いいうえに素直そうだし知盛さんには勿体ないかも。
でも、知盛さん顔はいいから二人並ぶとため息がでそう。
「春日さんはホント可愛いね。」
と、言ってみれば
「水森さんだって」と返ってきた。
イヤイヤ。ないから、それはない。
私の取説には残念なことに可愛いという単語は存在しないから。
なんだか、春日さんに言われるとリアルに落ち込むかも。
それから、春日さんいや(望美と呼んでください強く言われてしまったので)
望美ちゃんと龍神のスタッフの話なんかで盛り上がっていた。
そして気がつくと私の隣に座っていた藤原さんの提案で
飲み比べ大会が始まろうとしていた。
何故か私も参加者になっていた。
どうして、私昨日したばっかりなんですけど・・・。
私の肝臓大丈夫でしょうか。
そんなことを考えていたら始まるようです。
参加者 源さん・有川さん・武蔵坊さん・藤原さん・そして私
↑ ↑
(有川さんが挑発してました)(私が挑発しました)
そう言えばこれだけのイケメンぞろい見てるだけで酔いそう。
イケメンフェラッシュ眩しすぎる…。
そうだ芋だと思うことにしよう。(失礼ですが。)
いも、いも、いも・・・・。
念仏の様に心の中で唱える
よしっ!!
≪芋オレンジ 芋ブルー 芋イエロー 芋レッド≫
負けないわよ
そんな私たちを呆れた顔で見ている、有川さん弟の譲君。
『大丈夫なの〜明日も仕事だよ〜』と言いながら本気で
止めようとしない梶原さん。
望美ちゃんは、無邪気にあそびさん頑張ってと、言ってるし。
梶原さんの妹の朔ちゃんだけは一人は心配そうに見ている。
敦盛君は…。ほんとお酒弱かったのね。一人夢の世界。
料理長のリズさんに至っては、一人でチビチビと酒を煽っていた。
そして私達はと言うと日本酒を順番に飲み干していく。
「なかなか、水森さんの飲める口ですね。ふっふっふっ。」
少し赤い顔をして余裕の笑顔を見せる弁慶。
「武蔵・・坊さんこそ。強いんじゃないんですか。」
と、無意識に呼べば
「物分かりの悪い子には御仕置きが必要ですね。」
と、言ってあそびの両頬をつねり上げる。
「ひたいへすよ。はらしてくらはい、ほうひひませんはら。」
私の泣きそうな顔を見て満足したのか。
「わかってもらえてよかったです。」
と、手を離してくれた。
しっかり黒い笑顔付きで。
イエロー容赦ないよね。かなり痛かったんですけど…。
酔いも覚めちゃうよ!!
赤くなった両頬をさすっている。
「あそび。痛そうだね。俺が一晩付きっきりで看病してやろうか?」
と、湛増に言われる。
「・・・。」
頬が引っ張られて赤くなってるだけなんですけど・・・。
彼は何を言っているのかな??
相変わらず頬をさすっている私をどう勘違いしたのか
「照れてるんなんて、かわいいねあそびは。」
湛増は酒のせいで赤くなってる顔を近づけてくる。
なぜ、そうとれるのか・・・。
余程自分に自信があるんだなこりゃ〜。
というより、なぜ彼は私を呼び捨て然も下の名前・・・。
ほぼ君とは初対面ですよ!
然も私の方が年上ですよ〜。
年上を敬いましょう!!
少し強めに湛増に、デコピンを食らわす
『いって〜』と赤くなったオデコを押さえてこちらを見ている。
「はい次は、藤原君の番だよ。」
強引にグラスを渡す。
そんな私たちのやり取りを見て一同は笑い出した。
「湛増も水森さんには敵わないようですね。」
と、弁慶が笑えばそれに気がついた湛増は
弁慶を睨みつけてグラスの酒を一気に飲み干した。
あの武蔵坊さんを藤原君睨んでる・・・。
ある意味彼も大物だな〜。
あれ??そう言えば武蔵坊さん今藤原君の事『たんぞう』って
呼ばなかった??
「武蔵坊さん。今、たんぞうって藤原君の事呼びましたよね?」
笑っている弁慶に尋ねれば。
「ええ、彼は藤原湛増という名前ですから。」
「へっ?」
聞いた?たんぞうってたんぞうって!!
今時?こんな若者にそんな渋い名前?
ほんとに?
やばいかも。
抑えきれない。
「あは、あは、あははははははははは。」
私は堪えきれず笑いだしてしまった。
失礼だと思うんだけど堪えきれないごめんね藤原君。
お酒のせいもあると思うけど、もう笑い始めたら止まらない。
藤原君は少し拗ねたようにこちらを見ている。
申し訳ないと思うんだけど。
止まんない!!
(ほんと失礼です。全国の湛増ファンの皆様すみません。)
そんな私に藤原君は強引にグラスに入ってるお酒を口に流し込む。
笑ってるところに急に水分が入ったせいで思いっきり噎せた。
『ゴホゴホ』
涙目になりながら。
ちらっと、怒ったのかなと湛増を見ると。
あそびの噎せた顔が可笑しかったのか。
無邪気に笑っていた。
安心したせいか、自分もなんだか可笑しくて釣られて笑っていた。
そして、飲み比べは深夜まで続き翌朝あそびは
激しく後悔することとなるのであった。
つづく
あとがき
なんとか書き上がりました。
でも、全員と絡めませんでした…。
なかなか難しいもんですね。展開的には固まっていても文章にすると
どうしても上手くいかない。要は未熟者がゆえなんですが。
あと、全国の弁慶さんファン、知盛さんファン、湛増さんファン皆様
失礼な扱いが有りましたすみません。
私も上のお三方はとても好きなキャラなので。大目に見てやってください。
あと、敦盛君も・・・。
お酒に弱そうでしたので。(だっちのイメージですけど)
次回は九郎さんで遊んで、イヤイヤ九郎さんを出して行こうかと
思案中でございます。
次回も、歓迎会編第二弾でUPする予定でございます。
では、また次回の作品でお待ちしています。
だっち
2011・6・15
<span style="font-size:x-large;">やってきました 日本料理 龍神</span>
人ごみをかき分け寝癖がついてる髪を気にしつつも全力疾走朝から…。
ポケットから携帯を出して時間を見る。
まずい完全に遅刻~!!
大事な初日なのに~。
とにかく走る。人にぶつかって転びそうになっても
昨日あんなに飲むんじゃなかった…。
知盛さんのせいだ!!
最後だからといって飲み比べしようって言うから
乗ったのは私だけど…。
昨日今まで働いていた平家というお店から頼まれて
今日から龍神というお店で働くことになった私
昨日は私の送別会だったからついついテンションが上がって、
いつもは乗らない知盛さんの誘いに乗って飲み比べをしてしまい
(結局引き分けだったけど)酔いつぶれて
あろうことか、寝坊…。
目覚まし三つもかけたのに!!!
文明の利器何かに頼るんじゃなかった~。
「つ、着いた…。」
息も切れ切れ。ようやっと目的の龍神に到着した。
着いたのはいいものの。
さて、どうやって入ったものか…。
「やっぱり、正直に寝坊しました。すみません。がいいかな…。
それとも、一度平家によって忘れ物取ってきたので遅れました。
よしこれで行こう!!」
と、意気込んでいるところに
「嘘を付くのですか??」
「ヒャイ!!」
後ろから急に話しかけられ驚いて素っ頓狂な声をだしてしまった。
慌てて後ろを振り返るとそこにはニコニコと微笑む琥珀色の髪をした
スーツ姿の男の人が立っていた。
綺麗な人。第一印象はその言葉しか出てこなかった。
「入らないんですか?」
優しく微笑まれると自分の顔がミルミル赤くなっていくのがわかる。
「はっ、入ります。」
男の人に続いて中に入った。
「君はもしかして今日からキッチンで働くことになっている。水森さん
ですか?」
私のこと知ってるんですかと?聞けば新しく入ってくる
女性のスタッフですよ?
当然の事ですよ。と返ってきた…。
なんて返せばいいのか…。言葉が見つからない…。
こうなればスルーだよねスルー!!
「あの、お名前聞いてもいいですか?」
「おや、<span style="font-size: x-small">ナカナカ手ごわそうですね</span>…。僕のですか?」
うん?今小さい声で何か言わなかった??
しかも一瞬目が光らなかった??
気のせいかな??
「どうしたんですか?」
と、いわれて『はっ!』と、我に帰る。
「いえ。何でもないです。」
そうですかと言ってその人は名前を教えてくれた。
「武蔵坊弁慶といいます。」
と。
「・・・・。はっ?」
私は本日二回目の素っ頓狂な声を出してしまった。
冗談かな?冗談だよね・・・。
でも、言ってるように見えないよね。
黙って弁慶を見つめていると
「だから、武蔵坊弁慶が僕の名前です。」
少し困った顔をしてこちらを見ていた。
「・・・・。」
本名ですよね?とは聞けないよね…。
「武蔵・・坊さん。」
笑いがこみ上げてきた…。
「水森さん。変なところで切らないでください…。」
少し機嫌を損ねてしまっただろうか。
こっそりと武蔵・・坊さんの方を見ると。
バッチリ目が合っちゃったよ・・・。
「それより、早くキッチンに嘘を付きににいかなくていいんですか?
結構いい時間ですよ。」
「ヤバッ!!急いでたんだ。って・・。武蔵・・坊さん嘘って…。
聞いてたんですか?私の独り言。」
「おや?君はあんなに大きい声で独り言言うんですか?
なら、次からはもう少し周りを見てから言った方がいいですよ。
フッフッフっ」
と黒い笑顔で言われる。
「…わ、私キッチン行ってきます。じゃあ、しっつれいします~。」
と、脱兎のごとく去っていくあそびを見つめて
「中々楽しめそうな子が入ってきましたね。」
一人弁慶は妖艶な笑を浮かべていた。
当然のことだがキッチンに入るなり源さんという人からしっかりお説教を
いただきました。もちろんちゃんと、寝坊したって正直に言いました。
源さんに怒られている間、源さんの後ろで有川さんがこっち見て
ニヤニヤしてるのを見てさらに怒られるし。
ホント踏んだり蹴ったりの一日だよ。
ようやっと、源さんのお説教から開放されると。
ニヤニヤしながら有川さんが近づいてきた。
「相変わらず、朝ダメだなぁ~。おまえ…。しかも初日から
中々大物だぜ。しかも寝癖ついてるし。
お前一応女だろ。」
「有川さんいじめに来たんですか?!」
しょんぼりしているあそびの頭に手を置いて
「まあそういうなって。九郎のやつお前のこと心配してたんだぞ。
時間になっても来ないし、連絡もない。
何かあったんじゃないかってな。
厳しいやつだが、いい奴だからなあいつは。不器用だけどな。」
そういえば、連絡するべきだったよね。
テンパってて気がつかなかった。
「有川さん。すみませんでした。私…。」
「それ言うの俺じゃねえだろ。なっ。」
っと、ポンポンと頭を叩かれた。
九郎なら外だと将臣に言われて外に出ていく
外には椅子に座った九郎がいた。
「源さん。」
と、声をかければどうしたと近づいてきた。
「その、今日はほんとにすみませんでした。連絡もせずに。
非常識でした。有川さんから聞きました。
心配かけてしまったみたいで。
本当すみませんでした。」
と、頭を下げた。その行動にビックリしたのか
「わ、わかってくれたなら。いい。その遅刻には気をつけろよ。」
と、言うと『じゃあ、俺は』と、お店の中に入っていってしまった。
有川さんの不器用と言った意味分かったかも。
中に入ると料理長のリズヴァーンさん(外国の人なのかな~)
からみんなに改めて紹介された。
もちろんホールスタッフもお店の全員に。
よく見るとびっくりするくらいのイケメンぞろい!!
ホールもキッチンも!!
平家の皆もイケメンぞろいだったのに、それに負けてないし…。
こんなところで働いてたら目が肥えて彼氏どころか、結婚が遠のきそう
幸か不幸か…。まぁ、男は顔じゃない!!女も顔じゃない!!
問題は中身よ中身!!
ここ大事だよね!!
私には見る目はないけど…。
そういえば今日は仕事が終わったら私の歓迎会をしてくれるらしの。
今日もお酒が飲めるのね!!
それを支えに今日は頑張ちゃうよ!!
私もしかしておっさんになりつつあるかなぁ~
まあ、気にしない気にしない!!
好きなんだから仕方ないよね〜
夜の営業が終わって呆然としていると
「水森殿その大丈夫だろうか?」
と、敦盛君が話しかけてきた。敦盛君は私の一年後輩になるんだけど
平家にちょくちょく手伝いに来ていたから
同期みたいなものなのに。
私の事を殿付で呼ぶの・・・。
今時殿付って思うけど。
止めてくれる気配がなかったので諦めました。
「あっ。うん。大丈夫。
ただ、あまりに忙しさにびっくりしていただけ。」
そう!!もう忙しいって一言では言い表せられない!!
戦場化してたよ…。あまりの忙しさにみんな目が血走ってたし…。
「このところずっとこんな感じに忙しいんだ。水森殿が来てくれて
その心強いな。」
「敦盛君…。足だけは引っ張らないようにするだけで精一杯だよ。
そんなこと 言っても何も出ないよ。」
「いや、私はそういうつもりで言ったわけでは…。」
困った顔をして下をむいてしまう。
「うそうそ。ありがとう。頑張って早く慣れて少しでもみんなの役に
立つようにするね。あっ、あとね。経正さんからたまには家にも
帰ってきなさいって託け頼まれてたんだった。」
「そうか、ありがとう。その、兄上は元気なのだろうか?」
恥ずかしそうに小さな声で訪ねてきた。
「うん。変わりなく元気だったよ。昨日までは。」
「そうか。」
敦盛君と話をしていると
「行くぞ。水森~。敦盛~。」
と、将臣に呼ばれる。
はて、何処へ??なんて思ってたら。
「お前の歓迎会だよ。」
と近づいてきた将臣に言われる。
そっか。そんなこと言われてたっけ!!
ということは、お酒が飲めるんですね。
これ以上ないという笑顔になり
「行きましょう!!敦盛君も早く。」
そして、服に着替えたイケメン一行+寝癖酒好き女はは夜の闇に消えて行った。
つづく
あとがき
長くなりそうなのでここで終わってみました。
遥か3のキャラを全員出せなかった…。
おかしいな。出すつもりだったのに…。
次は歓迎会編ですので全員でますよ。頑張って出しますよ。(たぶん)
だっちが好きなヒノエも出るよ~。湛増って名前だけどね~。
面白そうだから湛増でいつてみようとか思ってしまったの。
弁慶さんも、武蔵坊ってありえないよね(笑)いたらぜひお会いしたい。
こんな感じで(ギャグっぽく)進んでいきます。
感想などよろしかったらお願いします。
やる気につながります。
かなり単純な人間なので。
では、次の作品でお待ちしています?
だっち
2011・6・14
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